2014年1月5日日曜日

小児科地方会で発表してきました。

明けましておめでとうございます。
多田です。
しっかり年は明けていますが、今日の投稿は、昨年12月のことです。

ご存じの方はご存じかと思いますが、自分は小児科出身の救急医です。
(以前はこんな仕事してました)

ドクターヘリには、救急医が搭乗しますが、基本的には成人救急を生業としていることが多く、小児は比較的苦手な人が多いです。
一方、小児内科の先生達は、怪我や、やけどなど、外因性の患者さんは苦手です。

ドクターヘリの当初の目的は、救急現場でのできるだけ早い傷病者への接触と治療開始ですので、小児の内因性の患者さんの現場救急はあまりありません。
しかし、アナフィラキシーショックや、けいれん重積発作などは、内因性ですが、緊急度が非常に高い病態で、ドクターヘリが積極的に関わるべき病態だと思います。

そういった、緊急性の高い病態の時に、ドクターヘリを活用していただければと思い、小児科の地方会で運航開始からの小児症例について発表させていただきました。
以下、発表で使用したスライドです。













ドクターヘリになじみの薄い先生方に、少しでも興味を持っていただけたり、活用していただけるようになったら幸いです。

0 件のコメント:

コメントを投稿